人間科学
2007.04.19(Thu)
人間科学
養老 孟司〔著〕

読了日 2007/04/17

<感想>
養老さんの本を読むと、毎度、目からウロコが2〜3個落ちる。
私の目がウロコだらけだからだ。
本書でも同様だった。

題名が人間科学だけに、科学のお話なのだが、
話題は私たちを取り巻く社会や我々人間自身に関することなので非常に身近。
なのでヒト事でなく面白いと感じる。
日頃何となく”なんでだろう?”と思っている謎の見解があったりして、
 ”なるほど、そーゆー見方があるんだ!”
と思わずうなずいてしまうこと多数。
上記のような理由で誰が読んでも面白いと思われるが、
特に”人間って何だろう”とか”意識って何だろう”のような、疑問を持つ人達にオススメの本。
消化するには少々時間が掛かりそうではあるが。

鬱な人にも刺激的かも。


<要約>
-第1章-
人間科学の基本。
それは我々が自分の何を知っているのか?という点について考えることである。
”何を知っているのか”を知ったから何が変わるというワケではないが、
”知らないものがあるということを知ることが重要なこと”だと養老さんは言う。
我々が知っているのは脳の中のことだけであり、
脳の中に無いものは、世界に存在しないことになっている。
それを認識することが、例えば
 ”どうして人を殺してはいけないのか”
という質問の答えにもなる。と。

養老さん的な人間科学とは、その前提条件において
 ”万物の尺度はヒト”
という点が西欧風の科学と異なる。
西欧風科学では、
 ”万物の尺度は神”
であり、この基準は全ての創造主は神であるという宗教的背景に由来する。
よって西欧風科学は、神のみぞ知るただ1つの真理(客観的事実)を
追求することになる。

しかし、普通に考えたら観察者は人間である。
人間は自分(脳と体)を尺度に世界を測っているのだから、
 ”万物の尺度はヒト”
でいいではないか。
これが養老さんの提案である。

ただし、個人を基準にしてしまうと色々弊害があるので、
ヒトを科学的に、客観的に、規定すれば何ら問題はないと。

そしてここで、20世紀前半までの科学の対象は、物質、エネルギーであったが、
ヒトを科学的に扱う為には、新たな視点が必要だと説く。

その視点とは、
 情報
である。

脳や体が扱うのは情報だから。

-第2章-<要約へつづく>
// 02:43 // 頭のこやし // Trackback(0) // Comment(0)
 他人事(ひとごと)
2007.04.14(Sat)
あなたの 他人事度合い は如何ほどですか?

自身の普段の行動や決断について、
 それなりに 考えている つ も り
であったが、他人に指摘されて
 客観的に見る
と多くの場合、
 今の状況(状態、形状など)ありき
という思考パターンであることに改めて気づいた。
つまり、
 
 既成の条件に縛りまくられた考え方

をしているという状態。
この状態に陥るのはなぜだろうか、、、。
条件をアレコレ考えすぎるため?

 条件を考え過ぎる
    ↑
 目指す状態(目的)への執着が薄い
    ↑
 ホントはその目的を重要と考えていない
    ↑
 主体的な目的になっていない(他人事になっている)

この辺りが落ちのように思える。
他人事にしないためには、
 自分にダメージが加わるような状況
に持ち込む、又はそのような状況を意識する必要がありそうだ。
ダメージが無いことは、他人事になってしまうだろうから。


ところで、最近の人は、
 他人に対する関心が薄い
という話をたまに聞く。

例えば、
 ・隣近所に誰が住んでるか知らない
 ・駅で酔い潰れてる人がいても素通りする。
 ・電車の終点で寝てる人がいても起こさずに放っておく。
などなど。
※自身のことを考えても耳が痛い。

これらを上記他人事論の仮定で考えて見ると、
周囲の他人が自分とは何の関係も持たない
 他人が自分という存在に及ぼす影響 = 0
と思っているとも言える。

そんなこと無いよなぁ、、、。

お釈迦様も言うように、
この世の全ては複雑に絡み合った原因と結果の鎖で繋がってるだろうから。

今度からは、勇気を振り絞って(器の小さいこと、、、。)
終着駅で寝てる人を起こしてあげるとしよう。
// 02:08 // ヒトの特性 // Trackback(0) // Comment(0)
 dog year
2007.04.11(Wed)
ウェブの世界は
 dog year
らしい。

年齢を重ねても
 dog year
な感じがする。 
// 02:21 // つなぎ // Trackback(0) // Comment(0)
 イーストフードと鯖
2007.04.10(Tue)
パンに使われてる
 イーストフード
というものについて調べてみた。

イーストフード
パンをふっくらさせるイースト(酵母)の栄養源として使用される添加物の総称。
(単独の物質を指す言葉ではない。)
実際のパン製造においては、数種類の食品添加物や食材を配合した
 イーストフード製剤
を使用することが多いらしい。
イーストフード」という一括名の表示が認められているのは下記16品の食品添加物

塩化アンモニウム、塩化マグネシウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸カリウム(無水)、 炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸三カルシウム、焼成カルシウム

>結構沢山あるね。

イーストフード製剤の多くは、上記の添加物の2〜4種類と
パン生地の物性改良に作用する酸化剤や酵素剤などが含まれている。

現状、上記物質は安全上に問題は無いとのこと。


ノルウェー産のについても情報あり。

【サバ】
スーパー等で流通しているサバは主に下記の3種。
 名前        生息地            特徴
 マサバ   北太平洋からインド洋      背中に細かいまだら模様
 ゴマサバ  日本周辺からオーストラリア   体の下半分に多くの細かい黒点
 ニシマサバ 北東大西洋沿岸や地中海、黒海  背中に大きいまだら模様

ノルウェー産は、ニシマサバ。

体脂肪は
 ニシマサバ > マサバ > ゴマサバ
の順に多いらしい。
ニシマサバでは脂がのっていると30%ぐらいになる。

>って情報だけど、スーパーのノルウェー産はションボリしてて、
>日本産のゴマサバの方が美味しかったけどなぁ。
>固体差のレベル?


情報元
http://www.cfqlcs.famic.go.jp/index.htm
// 00:37 // 食べ物 // Trackback(0) // Comment(0)
 路上のキャッチ
2007.04.09(Mon)
渋谷の河のような人の流れの中、
本屋(好きです本屋)に向かって歩いていると、

 スーツ姿で小ざっぱりした青年(20代後半)

に滑舌良く声を掛けられた。

 見習いの手相見なんだけど、見せてもらえないか?

と。

即、お断りして通過したが、ホントの目的は何だったのか。
そして何の基準で、あんだけいる人の中から
 俺
がピックアップされたのか。

引っかかりそうな顔してたんでしょうね。きっと。
そして、キャッチセールスの入り口なんでしょうね。きっと。

手相見て、それとなく駄目だしして、不安になったところで
 
 コレ使えば大丈夫! 的な高額商品を紹介する。っと。

本屋の帰りにチラ見すると、別の人が引っ掛かっていて、
どこぞに案内されている風だったから、やはり怪しい。

手相だったら、路上で見れるからねぇ。

被害妄想?
// 01:23 // つなぎ // Trackback(0) // Comment(0)
 ニッポン・サバイバル
2007.04.07(Sat)
読んでみては如何?
と勧められて
 ニッポン・サバイバル
を読んでみた。

書は
 お金、自由、仕事、平和、紛争、幸せ
等の日常身近なテーマについて、
 みんなの声(アンケートの結果?)とセットで著者の意見
が語られている。

全てに対してではないが、共感できる部分が多々あった。
その共感ポイントで、印象に残っている部分を以下に抽出。

【お金について】
著者曰く、”身の丈経済が良いでしょう”と。
更に言えば、
 ”個人にとってホントに必要なモノが必要なだけ手に入る”
状態がベストだと。
書いてます。

それ以上でも、以下でもなく。

今の世の経済の流れは、規制緩和により競争の色合いが強くなり、
 弱肉強食の経済(市場至上主義) → 格差拡大 
お金持ち=勝ち組的な、勝ち負けがはっきりするアメリカ型の社会になりつつある。
上記のような社会(バランスの悪い社会)においては、
そこで暮らす人もバランスを失うだろうという意見。
だから、そのような社会は望ましくなし。
でも流れはそっち向き。
なので、お金ってものの使い方を考えましょうと。

また、”清貧の思想”や、金や物は無くとも心の豊かさがあれば良かろう、
という精神論は強否定されていて、これには同感。
この精神論は、ホントに困ってはいない人の論だと思う。

例えば砂漠でこの水が飲めなかったら自分は死ぬというような極限状態で、
その水を他人に譲れるか?といったら、
相当な理性の持ち主でなければ譲れないでしょう。と思うので。
現実(体)を無視した精神論はムリです。

 武士は食わねど高楊枝。(江戸時代?)
なんて言ってる場合じゃあなくって、
 腹が減っては戦はできぬ。(戦国時代?)
状況なのであれば。
※戦国→江戸(平和)の武士の思考も精神論に傾いていたって何処かで見た記憶。
※私的には、清貧の思想はそんなに悪くないと思う。
 拡大解釈すれば、必要最小限で生きるシンプルライフ。
 多少の行き過ぎ感はあるが、憧れもあり。

バランス感覚が重要ですな。


【紛争について】
紛争の火種と言えば、 宗教 って思っていたが、
著者の論では、
 宗教は間接原因であり直接原因は格差や差別社会が生み出す貧困
とのこと。
貧困故に宗教に傾倒し、どうにもならないからアクションせざるを得ない。
説得力もある。

書では、
 2005年のフランスでの暴動
が例に挙げられており、この暴動の遠因は
 移民者への差別による高失業率
であったらしい。

フランスで連想するのは、華やかな町並みや芸術ばかりであるが、
実際はパリ等の大都市郊外には、貧しい人達が住む地区があるとのこと。
そんな裏事情も知らずに、何かを知っているように思っているのは危険なことだと思いました。
まぁ、日国内の事情ですら知らないことが多いのだから、仕方が無いと言えば、仕方が無いが。
最も影響力が大きいテレビでは、そのような裏は余り語られることが少ないし。

これもバランスの取れた社会が良いでしょ?という例。

それにしても、
主義(経済至上主義)の延長線上でバランスって取れるんだろうか?
かといって社会主義や共産主義はモチベーションのキープが困難そうだし。
○○主義ってやらずに、
 皆が適度でいいじゃん
って思えたなら、よさそうじゃないすか。きっと。

でも一体、何をどうしたら満足するんでしょうねぇ。僕らは。

そもそも、動物としての人間を考えたら、
競争することや、弱肉強食の世の方が自然の姿にも思える。

でも、それでは結果的に良くなかったから、
道徳とかルールとか言ったものが遥か昔からあるのかも。

出来ちゃうけど、やり過ぎると痛い目見るぞと。


【平和について】
著者曰く、
最近イラクへの自衛隊派遣などで話題になった、
 憲法9条
これは、理想でいいのだと。
そうなるように、努力すればいいでしょ?
最初からハードル低くしてしまったら、そのままズルズルですよ。って。

なるほど、確かにそんな理想があってもいいと思った。

ダラダラと長くなったが、
以下参考文献



清貧の思想
中野 孝次著


読書
// 23:10 // 頭のこやし // Trackback(0) // Comment(2)
 ハナミ(ズ)
2007.04.06(Fri)
本日この寒空の下、なんと花見が催され、
そして、なんと自分も参加。

春の割には極寒で、ブルブル震えながらの花より団子な宴席。
(寒くて団子どころではなかったが。)
最初は、酒より鼻水を飲んでいたんじゃないでしょうか。皆。

しかし、会の中盤〜後半にかけて、この寒さゆえに
暖かいワンカップが気持ちも体も温めたのか、皆さん以外に上機嫌。

寒いとちょっとの暖かさの ありがたみ が際立ちますのぉ。

人間の感覚ってーのは 相対的 だなぁとしみじみ思った次第。

帰りに桜の写真を1枚撮りました。

桜


// 00:04 // ヒトの特性 // Trackback(0) // Comment(0)
 武術
2007.04.05(Thu)
昨日は天気も悪く、寒い一日でしたが、
 東京武道館
に行ってきました。

その目的は、
 甲野善紀 氏
による
武術の実演と解説」
という講座に参加するため。

本の説明では想像するしかない、武術の動きというものを
体感しようと行って来たワケです。

甲野氏は
 ”武術を語る”
 ※他、著書多数
の著者であり、武術研究者。
武術を主とする日本の身体操法(技法)の研究者)
※桑田投手の復活にも一役買っているので、今では知ってる方も多いはず。

そして、体感させて頂きました。
一言で言うと、
 何が起きたのか分かんない
ってー感じ。

甲野氏の手の甲の上に、私の手の指先が触れている状態から、
 甲野氏が私の手首を掴みにきて、私はそれを避ける
という動きをやってもらったところ、
普通にやったら絶対掴まれないところが、掴まれてしまうのです。

なんで避けれないの?って言われても
動き出しが全く分からない。気づくと掴まれている。
という感じ。

氏曰く、
 体全体をちょっとづつ動かしている
とのこと。
よって、相手(私)はどこがどう動いているのか認識できず反応もできない。
(捻ったり、溜めたりしない動きのため、動きの起こりがわからない)

一般的なスポーツで教えられている動きとは質的に違うと。
私の理解レベルでは、ざっくり下記のような感じ。

一般的なスポーツ:筋力に頼り、反復練習等で限界値を上げていくもの。
         体への負担が大きく、やり過ぎると故障してしまう。
         故に、現代のスポーツ選手は故障が多い。
武術:合理的な体の運用法。
   体の一点への負荷を分散し、体全体で一つの動きを成す。

ウソみたいな話だが、
 百聞は一見にしかず
なり。

講座の参加者は多種多様で、
 空手や格闘技やってる人とか、サッカー、レスリング、ピアノ、介護関係者
等々。
男女問わずいろんな人が、興味をもっているみたいで参加してました。

多忙にも関わらず、私等のようなシロウトまで
普通に相手にしてくれるなんて懐が広い方です。

明治より前の日本文化がどんなものだったかなんて、
あまり意識したことはないけど、日本の文化って実はかなり
調和のとれたいいものなんじゃーないか??
って思いが湧いてキテマス。最近。

また、自分が余りにも日本という自国の文化や過去の出来事に無知だ。
という思いも湧いてキテマス。最近。

日常生活にも応用できる動きが紹介されている本も出てるようなので、
興味のある方は読んでみては如何?

参考文献
武術を語る
甲野 善紀著
// 23:46 // 記録 // Trackback(0) // Comment(0)
 墓穴
2007.04.04(Wed)
墓穴を掘る

自分で自分の墓穴を掘る

自分で掘った穴に落ちて死亡したため、結果的にその穴が墓穴になった。
// 00:33 // ネタ // Trackback(0) // Comment(0)
 峠越え
2007.04.04(Wed)
2月から続いてた仕事が、やーっと峠越え、、、、。
長いような短いような。

ふーーーーーー。

呼吸

思い返すと、今週のテンパッていたときは、
呼吸がひじょーーーーーーーに浅かった。
そんな時は、考えも浅かった。
緊張状態が長く続くと、消耗も激しいし。

呼吸と精神状態ってかなり密接と思われる。

そして、今週の食事は吉野家率が高かった。
また平常に戻すとしよう。
// 00:23 // つなぎ // Trackback(0) // Comment(0)
 そんな季節?
2007.04.03(Tue)
駅前を通ると、スーツを着た若者がワイワイやっていた。
別の若者集団もワイワイやっている。

何かのイベント?

そーか。もう4月だった。
新社会人や新大学生たちの集まりに違いない。
近くに大学もあるし。

4月と言えばそんな季節でした。(過去形。)

かつては
 春 = 新しい集団への乗り換え時期(小→中→高→大→社会)
ってな具合で、自身でもそんなのを体感していたけど
近頃そのような状況は、めっきり乏しくなりやした。

新しい環境への
 不安 と 期待
をもちつつ、新たな環境で一緒にやってくだろう 知らん者同士 の集団の中で
自分と合いそうな人を探そうと、勢い、盛り上がってたような記憶。

その勢いの先には何か
 青い春
的な香りを感じます。

// 23:52 // つなぎ // Trackback(0) // Comment(0)
 地震
2007.04.01(Sun)
今日の11〜12時の間に軽い地震があった。

地震があったときに最初に思うのは、

 揺れてるのは自分だけじゃない?

ってーことです。

たまに地震でも何でもないのに、揺れてると思うときがあるので。
// 15:11 // つなぎ // Trackback(0) // Comment(0)
 桜が咲きそ
2007.04.01(Sun)
先週まで坊主だった近くの公園のの木の、
街灯に照らされて見えた枝に、
新芽のような、つぼみのようなものが見えた。

の花が今にも咲きそーだ。

去年を見たのが、つい先日のようにも感じられる。
体感の時間経過速度がどんどん加速している。
// 00:53 // つなぎ // Trackback(0) // Comment(0)
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